かねてから訪問したいバーのひとつであったが、
この重そうな扉をなかなか開ける勇気がなかったのだ。
このバー千夜一夜ブログ、100店目の訪問を記念し、
ついに、その重い扉を開けた。。。
扉まで迎えにきてくださった店員さんに誘われ、
やや緊張しながら1階のカウンターへ。
このボルドーは、1階がスタンディングのバーカウンターと
いくつかのテーブル。
2階はテーブル席になっている。
店の中は、床や壁から、いや、そこかしこから
このバーの歴史の重みが伝わってくるような気配に満ちている。
数組の先客がテーブルで談笑しているが
決して騒ぐようなことはない。
おだやかな喧騒が階上や1階のフロアから流れてくる。
なんだか、いままで歩いてきた銀座の中から
急にどこかへタイムスリップでもしたような錯覚に襲われた。
我にかえり、1杯目は銀座最古のバーに敬意を表し、
マティニーをお願いする。
白いバーコートを着たバーテンダーさんから差出された
澄んだマティニー。
やわではない、ジンのきいた正統派の味わいは、
カウンターにもたれながらも、背筋がシャキっとする一杯だ。
昭和2年から続くというこの銀座ボルドー。
戦前はハイカラな海軍の高級将校などで賑わったという。
その当時の面影を存分に残し、数年前までは
会員制のバーだったらしい。
2杯目のダイキリを飲みながら、
銀座ボルドーの雰囲気にどっぷりと浸かってみる。
バーというものの「場」がもつ無言の力を、
全身に感じながら飲む。
そんな気にさせてくれる、銀座最古のバー。
銀座ボルドー。
なんとも味わい深いバー、であった。
銀座 バー ボルドー
中央区銀座8-10-7
03-3571-0381
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